傘のクリーニング。
実は、イチカワクリーニングでやっています。
ただ、お客様から「傘って洗えますか?」と聞かれることは、ほとんどありません。
今回もご依頼をいただいて、逆にこちらが思いました。
「よく見つけたね!」
ホームページに掲載しているとはいえ、傘をクリーニングに出そうと考える人自体、かなり少ないと思います。
【目次】
1.傘をクリーニングに出すという発想
2.今回お預かりした傘
3.傘は、ただの布ではない
4.買い替えたほうが安い。それでも洗う理由
5.まとめ
1.傘をクリーニングに出すという発想
衣類が汚れたら、クリーニングに出す。
これは普通です。
でも、傘が汚れたときに「クリーニングに出そう」と考える人は、ほとんどいません。
汚れていてもそのまま使う。壊れたり、汚れがひどくなったりしたら買い替える。それが一般的だと思います。
だから、傘クリーニングを見つけて依頼してくれる人は、おそらくその傘を気に入っている人です。
何となく検索して、イチカワクリーニングまでたどり着いたのでしょうか。
やっている自分で言うのも変ですが、本当によく見つけたと思います。
2.今回お預かりした傘
今回お預かりしたのは、黒地に赤いハートが並んだ傘です。

傘クリーニング
かなり目を引くデザインで、どこにでもある傘ではありません。
こういう傘なら、「汚れたから同じようなものを買えばいい」とはならないですよね。
傘は雨を防ぐ道具ですが、デザインによっては服やバッグと同じ、ファッションの一部でもあります。
お気に入りなら、できるだけ長く使いたい。
傘クリーニングは、そんな人のためのサービスなのかもしれません。
3.傘は、ただの布ではない
傘は、広げると一枚の布に見えます。
でも実際には、生地、骨、縫い目、持ち手、金属部品など、いろいろな素材が組み合わされています。
生地をきれいにすることだけ考えて、洗えばいいわけではありません。
骨のサビ、プリントや装飾への影響、生地の劣化なども確認する必要があります。
また、クリーニングをしても、購入時と同じ状態や撥水性能に戻るとは限りません。
何でも新品のようになるサービスではない。
ここは正直にお伝えしておきます。
けれど、テントクリーニングで使う 撥水剤で仕上げることはできます!
4.買い替えたほうが安い。それでも洗う理由
安価な傘なら、クリーニングするより買い替えたほうが安いと思います。
クリーニング屋が言うことではないかもしれませんが、そこは事実です。
それでも洗いたい傘がある。
気に入っているデザイン、もう売っていない傘、プレゼントでもらった傘など、物の価値は購入価格だけでは決まりません。
今回のような個性的な傘を見ると、傘クリーニングの依頼が少ない理由と、それでもサービスとして残しておく意味の両方が分かる気がします。
たくさん依頼が来るサービスではありません。
でも、誰か一人の「これ、洗えないかな?」に応えられるなら、やっている意味はあります。
5.まとめ
傘クリーニングを依頼する人は、ほとんどいません。
それ以前に、傘を洗えるクリーニング店があることも、あまり知られていないと思います。
だから、この記事まで見つけた方にも言いたい。
「よく見つけましたね!」
お気に入りの傘を買い替える前に、クリーニングという選択肢もあります。
ただし、素材や劣化状態によっては対応できない場合もあるため、まずはご相談ください。


















