こんにちは、市川博基です。
2024年1月、ストレングスファインダーを受けました。
ストレングスファインダーとは、自分が自然に使っている資質や才能を知るためのものです。
いわゆるMtbiの性格診断のように、
「あなたは、このタイプです」
と一つの型に当てはめるものではありません。
人が無意識に繰り返している考え方、感じ方、行動の傾向を34の資質に分け、自分がどの資質を強く持っているのかを順位で示してくれます。
簡単に言えば、
自分が無意識に使っている、強みのもとを知るためのもの
だと理解しています。
楽天市場の「NATIONS」という勉強会に参加していたときに受けました。
私の上位5つの資質は、次の結果でした。


1位 未来志向
2位 内省
3位 最上志向
4位 親密性
5位 目標志向
1位の「未来志向」は、すぐに納得できました。
私は、まだ実現していない未来を想像するのが好きです。
自動運転、ロボット、宇宙開発。
スター・ウォーズのような世界に強く惹かれます。
5位の「目標志向」も分かります。
目標を決めたら、そこに向かって必要なことを考え、行動する。
途中で違うと思えば、方向を修正する。
このあたりは、普段の自分そのものです。
ただ、2位の「内省」だけは、当時あまりピンと来ませんでした。
「内省が2位は珍しい」と言われた
ストレングスファインダーの結果を使ったチームビルディングを、何度も行っている方がいました。
その方から、
「内省が2位というのは珍しい」
と言われたことを覚えています。
どのくらい珍しいのか、統計的なことは分かりません。
ただ、そう言われても、当時の私は、
「内省って、そんなに自分らしいのかな」
と、いまひとつ理解できていませんでした。
「内省」という日本語では、よく分からなかった
最初に結果を見たとき、私は「内省」という日本語だけで意味を理解しようとしていました。
でも、どうもしっくりきませんでした。
そこで英語の資質名を見てみると、「内省」は、
Intellection
という言葉でした。
知性を働かせること。
物事をじっくり考えること。
考えるという行為そのものを好むこと。
英語の意味を知ったとき、
「それなら分かる」
と思いました。
私は、毎日自分の行動を振り返り、反省し続けるような人間ではありません。
失敗しても、
「じゃあ、次は変えよう」
で終わることも多い。
でも、何か一つ疑問を持つと、頭の中で延々と考え続けます。
なぜ、そうなるのか。
本当に、その方法が正しいのか。
ほかの考え方はないのか。
一つの答えが出ても、別の方向からもう一度考える。
日本語の「内省」ではよく分かりませんでしたが、
「知性を使って考え続ける資質」
と言われれば、かなり自分らしい。
ストレングスファインダーを受けてから数年経って、ようやく内省が2位の意味が分かってきました。
私は勉強よりも、知識を集めることが好き
私は、勉強が好きなわけではありません。
学生時代に、教科書を最初から最後まで読むのが好きだったわけでもない。
試験のために暗記することにも、それほど興味はありません。
でも、たしかに知識を集めることは好きでした。
気になることが一つ見つかると、そこから次々に調べ始めます。
一つ分かると、別の疑問が生まれる。
その疑問を調べると、今度はまったく違う分野の知識とつながる。
頭の中で別々だった情報が結びつき、
「だから、こうなるのか」
と理解できた瞬間が好きです。
資格を取るためでもありません。
誰かに褒めてもらうためでもありません。
単純に、
なぜ、そうなるのかを知りたい。
それだけです。
痩せたいだけだったのに、睡眠までたどり着いた
実体験でとてもわかりやすいのが、筋トレと食事です。
最初は単純に、
「体重を落としたい」
と思っただけでした。
痩せるなら有酸素運動だと思い、ジムやプールへ行く。
でもなかなか痩せないのでYouTubeなどで調べていくと、筋肉を増やすことが大切だと知る。
筋トレを始めると、今度はタンパク質や炭水化物、摂取カロリーを学ぶ。
それら”栄養”を一から調べると、腸内環境の話につながる。
さらに調べていくと、睡眠不足が食欲や身体の回復に影響することを知る。
最初は、
「どうすれば痩せるのか」
という一つの疑問でした。
ところが気づけば、
有酸素運動、筋トレ、栄養、腸内環境、睡眠までつながっていました。
健康の専門家になりたいわけではありません。
資格を取りたいわけでもありません。
知りたいことを追いかけていたら、勝手に知識が広がっていっただけです。
私にとって、勉強と知識は少し違う
私にとっての勉強は、あらかじめ決められた範囲を学ぶものです。
教科書があり、カリキュラムがあり、ある程度決められた答えがある。
知識を集めることは、それとは少し違います。
自分の中に疑問が生まれる。
気になって調べる。
一つ分かると、また別の疑問が出てくる。
その疑問を追っているうちに、別の分野の知識とつながる。
誰かに勉強しろと言われているわけではありません。
試験もありません。
終わりもありません。
だから私は、勉強が好きというより、
知識を集め、つなげ、本質を探すことが好きなのだと思います。
業界の「普通」を、そのまま受け入れられない
この性格は、仕事にもそのまま出ています。
そもそも”普通”なら、クリーニング屋なのに楽天市場へ出店しようと思わない。
けれど2009年に楽天市場へ出店してはや、17年。
他にもクリーニング業界では、当たり前になっていることがあります。
電話で問い合わせを受ける。
特殊品の料金を「要問い合わせ」にする。
営業時間内に来店してもらう。
ワイシャツを安くして集客する。
技術力を前面に出す。
私は、それをそのまま受け入れることができません。
なぜ、そうしているのか。
今も、その方法が一番良いのか。
誰にとって便利なのか。
本当に、お客様の役に立っているのか。
一度考え始めると、頭の中のタブが閉じません。
調べて、考えて、自分なりの答えが出るまで掘ってしまいます。
その結果、
電話よりもLINEの方が、早く正確に伝わるのではないか。
価格は先に出した方が、お客様が比較して判断しやすいのではないか。
お客様が営業時間に合わせるのではなく、無人ロッカーを設置すればいいのではないか。
技術そのものではなく、技術によって何を解決するのかが大切なのではないか。
という考えにたどり着きました。
これまで自分では、単に疑問が多い性格なのだと思っていました。
でも今振り返ると、これが「内省」という資質なのかもしれません。
5つの資質は、別々ではなかった
ストレングスファインダーの結果を受け取った当時は、5つの資質を別々に見ていました。
しかし今は、すべてつながっているように感じます。
未来志向で、これから実現する未来を考える。
内省で、なぜそうなるのかを掘り下げる。
最上志向で、今あるものをもっと良くできないかと考える。
親密性で、広く浅くよりも、限られた人と深く関わる。
目標志向で、行き先を決めて行動する。
未来を想像し、考え、より良い形を探し、深く関わり、目標へ向かう。
別々の資質ではなく、
一連の思考と行動の流れだったのだと思います。
市川思考録は、「内省」を外に出す場所
この市川思考録を始めたのも、考えてみれば自然なことでした。
私はこれまで、頭の中ではいろいろなことを考えてきました。
ただ、それを文章として残してきたわけではありません。
考えたことが頭の中だけにあると、自分以外には伝わりません。
従業員にも、家族にも、未来の自分にも残らない。
だから、頭の中にあるものを文章にして外へ出す。
自分が何を考え、なぜその判断をしたのかを記録する。
それが、市川思考録です。
ストレングスファインダーで「内省」が2位だった当時は、正直よく分かっていませんでした。
数年経った今なら、少し分かります。
私は、考えることが好きです。
正確には、
疑問を持ち、知識を集め、それらをつなぎながら、自分なりの答えを探すことが好きです。
勉強が好きではないと思っている人でも、実は知識を得ることは好きなのかもしれません。
誰かに決められたことを覚えるのは苦手でも、自分が本当に知りたいことなら、延々と調べられる。
私にとっては、それが「内省」だったようです。
今日の思考のクリーニング
「この記事を読んで、自分ならどう考えるだろう。」
思考を、クリーニングする場所。
次回予告
次回の市川思考録は、
「売上30万円のチラシに、広告費30万円。だから楽天市場へ出た。」
クリーニング業界では、春になるとセールのチラシを配るのが当たり前でした。
印刷とポスティングに約30万円。
ところが、そのセールで増えた売上も約30万円。
それを2年続けて、
「これ、何のためにやっているんだろう」
と思いました。
そこで、同じ30万円を使うなら、新しいことを勉強したいと考え、父から広告費をもらって楽天市場へ出店しました。
最初からうまくいったわけではありません。
衣替えが終われば、月の売上は1万円。
そこからなぜ、ダウニーの柔軟剤を398円・送料無料で売り始め、翌年の売上100万円突破につながったのか。
正解が分かってから始めたのではなく、始めたから次の正解が見つかった。
そんな話を書こうと思います。

















