2025年12月8日(月)、札幌市立北郷小学校にて、北海道盲導犬協会による「盲導犬出前授業」を実施しました。今回の授業は、小学2年生4クラス、合計112名の児童を対象に行われました。
当日は、北海道盲導犬協会からPR犬ワフ号と担当スタッフの方々が来校。
子どもたちは目を輝かせながら、盲導犬の役割や仕事、そしてどんな訓練を受けているのかなどを学びました。

盲導犬ってなにをするの?
授業では、まず「盲導犬ってどんなお仕事をしているの?」という基本からスタート。視覚に障がいのある方が安心して外出できるよう、盲導犬がどのようにサポートするのかをわかりやすく解説してくださいました。
子どもたちは「目の代わりになるってすごい!」「電車にも乗れるの?」など、素直な疑問を次々と投げかけ、講師の方が一つひとつ丁寧に答えてくださる場面も。
実演&ふれあい体験も
PR犬ワフ号による実演も行われ、児童たちは静かにその様子を見守ります。指示に従い落ち着いて行動するワム号の姿に、「かっこいい!」「おりこうだね!」という声があがり、教室中があたたかい空気に包まれました。
また、盲導犬に触れる前には「声をかけてから」「急に触らない」など、マナーについても学び、実際にワム号と握手したり、背中をなでたりと、ふれあいを通じて命のぬくもりを実感している様子でした。
思いやりと共生を学ぶ機会に
今回の出前授業を通じて、子どもたちは「目が見えないってどういうこと?」「自分にできるサポートは?」と、自分以外の立場に立って考えるきっかけになったようです。
盲導犬の活動を知ることは、単なる「犬のお仕事」を知るだけでなく、障がいを持つ方との共生社会の大切さや、命との向き合い方を学ぶ貴重な機会でもあります。
今後もこのような体験を大切にし、地域全体で子どもたちのやさしさや思いやりの心を育てていけたらと思います。
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